算命学の意味

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算命学の意味

算命学とは、その人の生年月日から独特の計算で運命を算出し、現在最適な行動や居場所をアドバイスする占いの方法です。

人の運命には何らかの法則性があるという考え方、そして、生年月日とそれは密接に連関しているという考え方は世界各地に存在していましたが、算命学の直接の系譜としては、中国の占星術(現在は四柱推命などで馴染みが有りますね。
)と干支暦、陰陽五行思想から連なっています。

伝説混じりになりますが、発祥は中国戦国春秋時代の鬼谷子が陰陽五行思想と占星術を統合した運命算出法が始まりだとされています。
次にそこに弟子入りしたのが張儀と蘇秦であり、この二人は後の秦王朝の立役者、蘇秦はその対抗者として中国を割って戦います。
その後、秦王朝が滅びたあとも、この算命学の原型は受け継がれて近代まで至ります。
そして、現代に入り中国で共産革命が起きると、伝承者が日本へと亡命し、現在日本の算命学へとつながるのです。

この算命学で算出される「運命」ですが、これは「いついつ何がある」という予言の類ではなく、どちらかと言うと「あなたという人間の特性」について、生年月日というデータから分析するという方が近いものとなっています。
そして、生年月日が決まると当然、各年代ごとの年月日も決まってきますので、「20代はこう、30代はこう、40代でこう」といった、特性の変化や推移も算出できるわけです。

そうして算出された「特性」をどうアドバイスとして活かすかですが、もう一つ重要な概念として「場にふさわしいかどうか」というものが関わってきます。
すなわち、「あなたの特性に合った場にいれば栄え、外れれば衰える」ということが言えるのです。
もう少し噛み砕いて言えば、「30代ではどのような職場にいるべきか」「特性から考えてパートナーはどの特性の人が良いか」というようなことがわかるのです。

もう少し詳しく見ていきますと、算命学では、まず生年、生月、生日それぞれで干支が決まります。
庚申・癸丑・甲辰(年・月・日)と言った具合ですね。

続いて、人体星図というものをルールに従って決定し、先ほどの干支を体の各所に配していきます。
これは例えば左肩は「幼年期の運命」、右手が「パートナーに見せる顔、実際得るもの」といった具合に、それぞれの箇所で意味と年代が異なります。

さらにこれは、器質を表す陰占、表れを示す陽占に分かれて配されたあと、事象を司る「十大主星」、栄枯盛衰や動きを司る「十二大従星」に当てはめられます。
あとは、それらの主星・従星の司るところを知れば、自ずと自分の特質や人生の流れ、望むものや得られるものがわかり、それはすなわち、今なすべきことと今居るべき場所の覚知へとつながるわけです。

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