インド占星術の意味

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インド占星術の意味

インド占星術とは、インドに伝わる占星術のことです。
インド古来から伝わるヴェーダの教えと深く関係しており、未来を予測する占いとしては高い的中率があります。
私たちが生きる上での、どのような事柄についても占う事ができるのです。

元々、古代バビロニアで天変地異などを占う「天変占星術」が発達し、それが旧バビロニア崩壊そして新バビロニア帝国の誕生とともに、個人の宿命や運命を占う「宿命占星術」として発展してきました。
その宿命占星術が、世界中に広められ、ギリシャ・アラブ・ヨーロッパでは西洋占星術、インドではインド占星術、中国や東アジアでは東洋占星術として発展していきました。

インド占星術は、インドの他にもネパールやチベットなどでも行われています。
元々は「ナクシャトラ」という天の黄道を27分割に分けた物を用いて、月が何処に入っているかで占う占星術でした。
それが、ヘレニズム時代にギリシャから伝わったホロスコープ方式の占星術を取り入れ、現在の形になったといわれています。
現在のインド占星術では、ナクシャトラと黄道十二宮を併用した形になっています。
このインド占星術は、仏教にも取り入れられ、簡略化して「宿曜経」というものになりました。
これは中国に伝えられ、さらに平安時代には日本にも伝えられて「宿曜道」となりました。

インド占星術は西洋占星術によく似ていますが、独自の方法を用います。
インド占星術では、7つの惑星の位置を見ます。
太陽(スーリヤ)、月(チャンドラ)、水星(ブダ)、金星(シュクラ)、火星(マンガル)、木星(グル)、土星(シャニ)です。
これらの惑星と、月の軌道要素から導きだされる点を架空天体としてラーフ(太陽と月の上昇交点)、ケートゥ(下降交点)と呼び、全てで9つの惑星の位置によって占います。
西洋占星術のように、近年発見された天王星、海王星、冥王星は用いません。
また、小惑星も用いませんが、インド占星術においては支障はありません。

インドのヴェーダ哲学では、人々はそれぞれカルマを背負っているといわれています。
過去世での失敗や過ちによって、現世のわたしたちが背負わされている身に覚えのない災いや困難のことです。
このカルマから逃れるためには、聖なる神秘の呪文であるマントラを唱えたり、宝石や護符で災厄を解除します。

インド占星術では、この生まれ持ったカルマも占うことができます。
古来から伝わる占いですので、近世に出来たばかりの占いでは信憑性を感じられないという方におすすめです。

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